この度、令和2年度三次補正「革新的な省CO2型感染症対策技術等の実用化加速のための実証事業」新規課題の二次公募を開始することとなりましたので、お知らせします。[環境省ホームページ 報道発表資料より]

【予算事業全体の概要】
環境省は、「ポスト/With コロナ」社会に機動的に対応するため、様々なユースケースの展開に向けて、我が国の革新的技術に基づく技術実証等に取組、安全・安心な衛生環境創出等の新しいライフスタイルに資するCO2削減技術等の検証・実装加速化を行います。さらに、デジタル技術を活用したグリーンソリューションの創発支援等の補助事業を同時に組み合わせ、新しいライフスタイルのグリーン化を目指します。
上記の実現のため、民間の自主的な取組だけでは十分に進まない技術の開発・実証について、民間企業、公的研究機関、大学等からの提案を募集します。

【公募実施期間】
令和3年9月13日(月) ~ 同年10月4日(月)17:00

【対象等】
対象 : 民間企業、大学等
内容 : 補助(補助率1/2)

【対象枠及び分野】
(1)「新しいライフスタイルのグリーン化を実現する革新的省CO2型技術実用化実証」枠

【テーマ(ⅰ)】
「運輸・交通 × デジタル技術 × 地域(社会)課題の解決(貢献)」

家庭でのライフスタイルが大きく変化しつつある中、AIやセンサー等のデジタル技術を活用して、地域毎の不在特性を踏まえた再配達抑制等によるCO2排出削減に資する実証を対象とします。例えば、AIや遠隔検針装置(電気、ガス、水道など)等を組み合わせた再配達防止に資する取組や、それに係る配送ルートの最適化などが想定されます。コロナ禍において大きく変動している配送量も含めて、AI等による二度手間削減によるCO2削減効果算定の考え方も整理することとします。
実証に当たっては任意の実証地において、その地域(社会)課題の解決・貢献等に資するものであることとします。

【テーマ(ⅱ)】
「水処理 × デジタル技術 × 地域(社会)課題の解決(貢献)」

DX化の進みつつある水処理分野において、設備稼働情報等の蓄積されたデータを活用し、AI等のデジタル技術を組み合わせることで、水処理に係るCO2排出削減に資する実証を対象とします。例えば、ポンプ等を含む排水設備等におけるAIによる監視や曝気量等の自動制御等の最適化を行い、水処理等におけるエネルギー削減などが想定されます。
実証に当たっては任意の実証地において、その地域(社会)課題の解決・貢献等に資するものであることとします。

【テーマ(ⅲ)】
「デジタル技術 × 地域(社会)課題の解決(貢献)」

「テーマ(ⅰ)」「テーマ(ⅱ)」以外の分野において、AI/IoT/センサー等をはじめとした既に商用サービス化された既存のデジタル技術を活用した、ポストコロナ時代の新たなライフスタイルに適合し、地域循環共生圏の構築等に資する省CO2型ソリューションを実証する事業を対象とします。既存の技術を活用した新たなソリューションに係る実証等を対象とし、AIやセンサー等の技術自体の高度化・開発等については対象外となります。
実証に当たっては、任意の実証地において、その地域(社会)課題の解決・貢献等に資するものであることとします。

【応募方法】
本事業へ応募される場合には、下記の環境省ホームページから本事業の応募様式等をダウンロードし、公募要領・作成要領に従って必要事項を記載の上、所定の方法で提出してください。
・環境省ホームページ「公募中の案件名」
http://www.env.go.jp/guide/kobo.html

・「令和2年度三次補正革新的な省CO2型感染症対策技術等の実用化加速のための実証事業の二次公募について」http://www.env.go.jp/earth/earth/ondanka/biz_local/r2hosei_dejitaruhojo_niji/R2hoseiAI.html

【詳細】
環境省ホーム>報道・広報>報道発表資料>令和2年度三次補正革新的な省CO2型感染症対策技術等の実用化加速のための実証事業の二次公募開始について
http://www.env.go.jp/press/109968.html