環境省は、文部科学省・気象庁と共に、IPCCシンポジウム/気候講演会「気候変動を知る~最新報告書が示すこれまでとこれから~」をオンラインで開催します。参加費無料、事前登録不要です。

1.概要

 本年8月9日、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)から気候変動に関する最新の知見を取りまとめた、第6次評価報告書の第1作業部会(WG1)報告書(自然科学的根拠)が公表されました。この後も、2022年にかけて第2作業部会報告書(影響、適応、脆弱性)、第3作業部会報告書(緩和策)及び統合報告書が公表される予定です。
 本イベントでは、IPCCから公表された最新の報告書の内容や、日本の気候変動に関する最新の知見を紹介いたします。


●日時    令和3年10月29日(金)~令和5年3月末(予定) 講演動画配信
       令和3年11月22日(月) 10時30分~最長12時00分まで 座談会
●開催方式  オンライン(参加費無料、事前登録不要)
●主催    環境省、文部科学省、気象庁
●後援    (一財)日本気象協会、(一財)気象業務支援センター、地球ウォッチャーズ-気象友の会-

●下記URLにて配信いたします。質問の投稿方法についても下記を御覧ください。
 URL:https://www.gef.or.jp/news/event/211029ipccsympo/

2.プログラム

◆特別録画講演

・ヴァレリー・マッソン=デルモット(IPCC第1作業部会共同議長)※日本語字幕入り

◆動画『IPCC AR6 WG1における地域の記述と「日本の気候変動2020」』:

・ 高薮 出*(WG1第10章執筆者、気象庁気象研究所 主任研究官)、今田由紀子(気象庁
  気象研究所 主任研究官)、川瀬 宏明(気象庁気象研究所 主任研究官)
・ 「日本の気候変動2020」を中心に、日本国内に焦点を当てた気候変動に関する解説動画

◆録画講演:

・ 『IPCCの概要、今期の活動及び今後』
  田辺 清人*(IPCCインベントリータスクフォース共同議長)
・ 『気候変動への人為的影響』
  小坂 優*(WG1第3章執筆者、東京大学先端科学技術研究センター 准教授)
・ 『二酸化炭素排出・温暖化と海の変化』
  石井 雅男*(WG1第5章執筆者、気象庁気象研究所 研究総務官)
・ 『変化する気候における極端気象・気候』
  佐藤 正樹*(WG1第11章執筆者、東京大学大気海洋研究所 教授)

◆座談会:※ 11月22日(月) 10時30分~最長12時00分まで YouTubeにてライブ配信
・ 上記出演者のうち*印の付された5名と江守正多氏(WG1第1章執筆者、国立環境研究所
 地球システム領域副領域長)による座談会をライブ配信します。録画講演に関して集まっ
 た主な質問に回答いただくほか、執筆者の視点から今回の報告書のポイントや作成にまつ
 わる話などを語っていただきます。

【詳細】
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http://www.env.go.jp/press/110136.html