<ヤフー株式会社同時発表>
環境省と気象庁は、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境が予測される場合に、暑さへの「気づき」を呼びかけ、国民の熱中症予防行動を効果的に促す「熱中症警戒アラート」を全国で運用しております。これに伴い、この度、ヤフー株式会社(以下「ヤフー」という。)と連携し、令和3年6月30日(水)よりヤフーの防災アプリにて熱中症警戒アラートを配信することとなりました。[環境省ホームページ 報道発表資料より]

【背景】
近年、熱中症搬送者数は著しい増加傾向にあり、国民生活に大きな影響を及ぼしています。これまで、気象庁の高温注意情報や環境省の暑さ指数(WBGT)等によって国民に注意を呼びかけてきていますが、熱中症による救急搬送者数や死亡者数は引き続き多い状態が続いていることから、国民の予防対応行動に繋げるためのより一層の情報発信を進めることが必要です。
そこで、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境となることが予測される際に、環境省と気象庁が連携して、新たに暑さへの「気づき」を呼びかけ、国民の熱中症予防行動を効果的に促すための「熱中症警戒アラート(試行)」を令和2年度に関東甲信地方において先行的に実施し、試行を踏まえ、令和3年4月より全国において本格運用を開始しているところです。

【ヤフーの防災アプリとの連携について】
ヤフーの防災アプリでは、これまでも熱中症予防のための行動につなげられるよう、環境省が発表している暑さ指数(WBGT)をもとに「熱中症情報」が通知されているところですが、令和3年6月30日より、熱中症の危険性をより広く周知できるよう、熱中症の危険性が極めて高いと予測された場合に前日から発表される「熱中症警戒アラート」を、ヤフーの防災アプリにて配信することとします。

【「熱中症警戒アラート」通知の仕組み】
熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高いことが予測される日の前日17時頃と当日5時頃に府県予報区単位ごとに発表されます。この発表をもとに防災アプリでは、前日17時頃に発表された場合はすぐにプッシュ通知し、当日5時頃に発表された場合は7時頃にプッシュ通知します。

<イメージ>

スマートフォン画像のイメージ3種

(参考1)
○「熱中症警戒アラート」の全国での運用開始について
https://www.env.go.jp/press/109467.html

(参考2)
○環境省熱中症予防情報サイト
https://www.wbgt.env.go.jp/

(参考3)
○「Yahoo!防災速報」熱中症情報について
https://notice.yahoo.co.jp/emg/sokuho/service/heats.html

(参考4)
○「Yahoo!防災速報」サービスページ
https://emg.yahoo.co.jp/

【詳細】
環境省ホーム>報道・広報>報道発表資料>ヤフーのアプリを活用した熱中症警戒アラートの情報配信について
http://www.env.go.jp/press/109757.html