●高知県足摺岬沖約 20 ㎞の海域に、四国地方整備局高知港湾・空港整備事務所が再設置(令和 3 年 6 月 20 日に機器更新)した『高知西部沖GPS波浪計』の観測データを公表しましたので、お知らせします。
GPS波浪計の観測データは、「全国港湾海洋波浪情報網(ナウファス)」のホームページで、どなたでも閲覧することができます。(http://www.mlit.go.jp/kowan/nowphas/)
※2 ページの「参考」をご参照。
● GPS波浪計は、港湾整備などに必要な沖合の波浪情報(波高・周期、潮位)を精度良く観測するために設置しています。また、リアルタイムに波浪情報が確認できることから、観測データは、船舶航行や海上工事などの安全管理、気象庁による波浪予報や津波警報、台風接近時の防災体制の検討にも活用されます。さらに、長期間のデータの蓄積により、気候変動の影響把握や海面上昇対策などの検討への活用が期待されます。
● なお、高知県沿岸では、室戸岬沖にもGPS波浪計を設置(平成 26 年 11 月)し、観測データを公表中ですが、機器点検のため、令和 3 年 11 月頃に一時撤去を予定しています。[四国地方整備局ホームページ 記者発表資料より]
この取組は、四国圏広域地方計画【No.1 南海トラフ地震を始めとする大規模自然災害等への「支国」防災力向上プロジェクト】の取組に該当します。(http://www.skr.mlit.go.jp/kikaku/kokudokeikaku/)
【問い合わせ先】○主な問い合わせ先
国土交通省 四国地方整備局 高知港湾・空港整備事務所 電話番号 (088)847-3511
○ 副所長(技術) 髙木 耕造
沿岸防災対策官 高木 裕子
【詳細】
令和3年度 四国地方整備局記者発表資料>『高知西部沖GPS波浪計』の観測データの公表を再開しました!
https://www.pa.skr.mlit.go.jp/kouchi/A/pdf/r03/21kisya-06.pdf